暖かい日も多くなり、いよいよ春、ガーデニングシーズン開幕です。早速お庭仕事に精を出される方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。春の花壇の計画を立て、園芸店へ苗をチェックしに行きましょう。
イギリスからロシア南部、コーカサスなど広くヨーロッパに分布しているユリ科の球根植物です。濃い赤紫色に桃色の市松模様がある変わった花色で、英名が「チェッカードリリー」などとなっています。
水はけのよい土を好みます。日本の夏の高温多湿が苦手で、水をやりすぎると腐る場合がありますので、水やりは土をよく観察して乾いてから与えましょう。
オーストラリア原産のスティリディウム科の多年草です。この植物を含め、スティリディウム属の植物は別名「引き金植物(トリガープランツ)」「虫たたき」と呼ばれます。昆虫が花にとまった振動で、雄しべと雌しべが一体化してハンマー形になったずい柱が、虫の背中めがけて花粉をたたきつけるしくみから、そう呼ばれています。虫媒花なのですね。
耐寒性と耐暑性があり、グランドカバーなどに使えます。水はけのよい土を好み、夏は土が乾いてからたっぷりやり、冬も水やりは控えめにします。
オーストラリア原産のホルトノキ科の小低木です。枝いっぱいに花をさかせます。耐寒性は比較的強く、暖地では花壇でも越冬可能とされていますが、鉢植えで季節により置き場所をかえた方がよいでしょう。風通しと日当り、水はけのよいところで管理し、夏場は日陰におきます。水やりは土が乾いてからたっぷり与えます。
世界のバラと美しいガーデニングを紹介する「第19回国際バラとガーデニングショウ」が、2017年5月12日(金)〜17日(水)の6日間、埼玉県所沢市のメットライフドーム(旧:西武プリンスドーム)で開催されます。
会場入り口では、バラの香り立ち上る泉がシンボルの「ウェルカムガーデン」が皆様をお迎えし、
そこから続く「バラのタイムトンネル」が、近代バラの歴史150年を紐解きながら、皆様をバラの
世界へと誘います。
また、ショウ開催を記念して、全国の200組400名様をご招待いたします。ご応募は下記のショウ組織委員会までお願いいたします。
■ 賞品:第19回国際バラとガーデニングショウ招待券
■ プレゼント数:200組400名(他団体の募集も含む)
■ 応募方法:官製はがきに、郵便番号、住所、氏名、年齢、電話番号を明記の上、下記までご応募ください。
■ 応募先:〒104-0032 中央区八丁堀3-1-3 飯野ビル3階
国際バラとガーデニングショウ広報事務局
園芸ファン通信係
■ 締め切り:2017年4月26日(水)必着
■ 発表:招待券の発送をもってかえさせていただきます。
■ 公式ホームページ http://www.bara21.jp/
パンジー・ビオラやキンギョソウ、ロベリアなどが花壇やコンテナで咲き誇り、スイセン、チューリップ、ムスカリなどの球根類も盛りの時期です。
よい状態を長続きさせるために、花殻をこまめに摘み、いたんだ葉の整理をし、混みすぎているところは枝ごと切り詰めておきましょう。また、肥料も切れるころですから、マグアンプKなどの固形肥料を株元に一つまみほど与えます。液肥ならば2週間に1回くらいです。
○夏野菜の畑の準備
家庭菜園の醍醐味のひとつがトマトやキュウリなどの夏の果菜ですね。植え付けはゴールデンウィーク頃(関東南部標準)ですから、そろそろ畑の準備をしておきましょう。
まず予定している畑の1uあたり、堆肥を1〜3kgまいてよく耕し1〜2週間ほどおきます。次に土壌の酸度を和らげるため苦土石灰を1uあたり100gほどまいて、よく耕します。
○春野菜の種まきと苗の植え付け
遅霜の心配がなくなったら、春野菜の種まきや植え付けをしましょう。ネギ(4月上旬まで)、コマツナ(通年)、ホウレンソウ(5月中旬まで)、リーフレタス(4月下旬まで)、コカブ(5月上旬まで)、エダマメ(4月下旬から)、イ−トコーン(4月下旬から)、インゲン(4月下旬から)が適期で、ポットまき(室内保温)ならば早めにまくことができます。
苗が少数でよい場合や、種まき時期を逃してしまった場合は、ガーデンセンターなどで販売されているポット苗を利用しましょう。チンゲンサイなどで1ポットに数株入っている場合は、ポットの底から根が出ていないものを選んで、早めに分けて移植します。ハーブ苗も同様に植えつけられますが、バジルやレモングラスなど高温性の種類のものは、庭への定植は4月下旬以降まで待ちましょう。
芽吹いたばかりの新芽や新葉は病虫害の被害を受けやすいもの。特にウメ、サクラ、バラ、モミジ・カエデ類、ツバキ・サザンカ、シャクナゲなどの新芽はアブラムシがつきやすいので注意しましょう。
また、冬〜春に早く咲いた花木類の花後の剪定を済ませていない場合は、早めに行ないます。
ツバキは花が終わった木から剪定をします。花が咲いた枝は、来年はよい花をつけませんから、枝の基の方に2芽くらい残して枝を切り詰め、花が咲かなかった枝は来年花が咲きますので、大切に残します。ただ、残す枝のバランスを見て、混みすぎるようなら、こうした枝も2、3芽残して切り詰めます。サザンカも同様に行ないます。
アブラムシ類は農薬には弱いのでだいたいの殺虫剤で退治できますが、1度退治しても、すぐに風に乗って新しい虫がやってきます。効率的なのは長期間薬効が持続する(1度散布すれば3週間〜2か月くらいもつ)浸透移行性の殺虫剤(オルトランやベストガードなど)です。
なお、ウメやモミジ・カエデ類は薬に弱く、薬害を起こしやすいので、葉の色が濃くなり、新芽のときよりは少し硬くなるまで待ってから散布するようにしましょう。鉢植えや小さな木の場合は、指先でつぶすのが安全です。
種子まきの目安は低温で発芽するコスモスやアスター、ナスターチウムなどはソメイヨシノが散る頃、もう少し温度が必要なアゲラタムやジニア、ペチュニア類はヤエザクラが咲き始める頃、高温性のサルビアやマリーゴールド、ケイトウ類はヤエザクラが散る頃、アサガオやヒョウタンはさらに10日くらい遅くなります。また、ポット苗は遅霜の恐れがなくなったら植えつけられます。
○球根の植え付け
春植え球根のダリアやグラジオラス、ゼフィランサスなども同様で、アマリリスは少し遅く、ソメイヨシノが咲き出す頃、熱帯性のカンナやジンジャーはヤエザクラが咲き出す頃を目安にしましょう。
秋に球根を植えつけられなかった場合は、花の長持ちするスイセンやヒアシンスなどの咲き出した鉢植えを入手して、寄せ植えなどに植え込んでも良いでしょう。この場合は、根鉢を崩さないようにそっと抜き取って植えつけます。
3月になると、まだ風は冷たくても日の光が強くなるのがわかりますね。パンジーやビオラ、キンギョソウなどの草花は蕾の上がる数も多くなります。花がら摘みをまめに行いましょう。大きくなりすぎた株では、茎の間引きや伸びすぎた枝の切り戻しをしましょう。肥料が切れると株の勢いが止まってしまいますので、急ぎのときは液肥を、余裕があるときは緩効性固形肥料(マグアンプKなど)を追肥しましょう。新しく咲く花が小さくなったり、次の蕾が上がるまで間があくようになったりするのは注意信号です。
○種子まき
種子まきの目安は低温で発芽するコスモスやアスター、ナスターチウムなどはソメイヨシノが散る頃、もう少し温度が必要なアゲラタムやジニア、ペチュニア類はヤエザクラが咲き始める頃、高温性のサルビアやマリーゴールド、ケイトウ類はヤエザクラが散る頃、アサガオやヒョウタンはさらに10日くらい遅くなります。また、ポット苗は遅霜の恐れがなくなったら植えつけられます。
○球根の植え付け
春植え球根のダリアやグラジオラス、ゼフィランサスなども同様で、アマリリスは少し遅く、ソメイヨシノが咲き出す頃、熱帯性のカンナやジンジャーはヤエザクラが咲き出す頃を目安にしましょう。
秋に球根を植えつけられなかった場合は、花の長持ちするスイセンやヒアシンスなどの咲き出した鉢植えを入手して、寄せ植えなどに植え込んでも良いでしょう。この場合は、根鉢を崩さないようにそっと抜き取って植えつけます。
芽吹いたばかりの新芽や新葉は病虫害の被害を受けやすいもの。特にウメ、サクラ、バラ、モミジ・カエデ類、ツバキ・サザンカ、シャクナゲなどの新芽はアブラムシがつきやすいので注意しましょう。
また、冬〜春に早く咲いた花木類の花後の剪定を済ませていない場合は、早めに行ないます。
ツバキは花が終わった木から剪定をします。花が咲いた枝は、来年はよい花をつけませんから、枝の基の方に2芽くらい残して枝を切り詰め、花が咲かなかった枝は来年花が咲きますので、大切に残します。ただ、残す枝のバランスを見て、混みすぎるようなら、こうした枝も2、3芽残して切り詰めます。サザンカも同様に行ないます。
アブラムシ類は農薬には弱いのでだいたいの殺虫剤で退治できますが、1度退治しても、すぐに風に乗って新しい虫がやってきます。効率的なのは長期間薬効が持続する(1度散布すれば3週間〜2か月くらいもつ)浸透移行性の殺虫剤(オルトランやベストガードなど)です。
なお、ウメやモミジ・カエデ類は薬に弱く、薬害を起こしやすいので、葉の色が濃くなり、新芽のときよりは少し硬くなるまで待ってから散布するようにしましょう。鉢植えや小さな木の場合は、指先でつぶすのが安全です。
バラは病害虫の多い植物です。芽出しから週に1回、殺虫剤(スミチオンなど)と殺菌剤(ダコニールなど)を混合散布しましょう。
4月中頃、ハイドランジア(西洋アジサイ)が店頭に並び始めます。うまく育てると長く花を楽しめる人気の花です。促成で育てられ、大きな花房をつける割に小さめの鉢で仕立てられていることが多いので水切れしやすいので注意します。また枝先が重くてバランスが悪く、風が吹いたりするとすぐに鉢が倒れます。鉢からすぽっと抜けるなら、一回り大きな鉢にそのまま移してやり、抜けない場合は鉢ごと大きめの鉢に入れておくと安定します。
<ハイドランジアの鉢物の管理ポイント>
●置き場所は強い風の当たらない、午前中日の当たるところか半日陰のところ
●水やりは土の乾きを見ながら、乾いたら朝たっぷりと
●花のある間は、肥料は不要
●花後に、枝の半数は根元まで、残りの半数は枝の2/3ほどを切り戻し、一回り大きな鉢に植え替える
オーストラリアと南アフリカ原産の植物が多く導入されています。目新しさで人気がありますが、長持ちさせることができないことも多いようです。育て方のポイントを紹介します。
<栽培のポイント>
種類によって性質が違うのですが、概して次のことに気をつけるようにしましょう。
●花後に切り戻しと植え替えを
花が終わったら、枝を切り戻します。切り戻す量は、種類によって違いますが1/3〜1/2ほどです。植え替えもこの時期。2年に1回は、根回りの土を多少落として、一回り大きな鉢に植え直します。ボロニアは根詰まりしやすいので、毎年植え替えます。
●夏の高温多湿を避ける
もともと乾燥地原産の植物で日本の夏の高温多湿は苦手です。夏はなるべく涼しいところで雨を避けて管理します。本来、日当たりを好むものが多いのですが、夏だけ、明るい半日陰のところに置くようにしてもよいでしょう。
●水やりは控えめに、肥料は少なめ
花の咲いている間は不要。春になって、芽が動いてきてから与えます。
●低温の日は室内か寒風の当たらない軒下の陽だまり
冬から早春にかけて出回る鉢物は促成で咲かせたものです。こうした花つきの鉢物は6〜7℃が保てる室内の日当たりのよい窓辺で管理するのが安全です。持ち込んだものは、凍らさない程度に保護すればよいようです。低温期の多湿は禁物です。
●寄せ植えにするときの注意
寄せ植えに使う場合は、乾かし気味に育てるものだけで組みましょう。普通の植物と一緒にすると、根腐れをおこしがちです。また、庭植えや花壇には概してあまり適しません。
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