園芸ファン通信 VOL.216 【11月号】 |
菊花展情報でご紹介した笠間稲荷神社の所在地に誤りがございました。訂正し、再送させていただきます。誠に申し訳ございません。 今年の秋の訪れは穏やかです。これからだんだん寒くなってきて霜が降りるようになりますので、耐寒性のない植物は室内に取り込むなど、早めに対応しましょう。 |
★今号の記事一覧★
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【特集1】買い物情報●ピメレア‘フォーシーズンズ’(Pimelea linitolia)オーストラリア原産のジンチョウゲ科の常緑低木です。ジンチョウゲのように小さい花が集まり、ポンポンとした丸い花序を形成します。日当りを好み、比較的寒さに強いですが、寄せ植えなどで楽しみ、冬は霜のあたらない場所で管理します。乾いたらたっぷり水をあたえます。 ●アカリファ(Acalypha sp.)熱帯、亜熱帯地域に広く分布するトウダイグサ科の低木です。キャットテールの名前でおなじみの植物の仲間で、斑入りの細葉です。斑入り葉の優しい赤・緑などの配色が、これからの季節を演出してくれます。関東では冬場は10℃くらいを保てる明るい室内や温室で管理します。成長がはやいので、それに応じて鉢替えを行います。砂や腐葉土を多用した通気性・水はけのよい土で管理し、水やりは土が乾いたらたっぷりと与えます。夏など温度の高い時期に挿し木で増やせます。) ●ウェストリンギア(Westringia fruticosa)オーストラリア原産のシソ科の常緑低木です。半耐寒性で、関東から西の地域では庭植えが可能です。花や葉の形がローズマリーに似ているため、「オーストラリアンローズマリ−」という別名でも呼ばれますが、ミントブッシュに近い品種です。大体1mくらいの大きさになります。水はけのよい土で、日当りを好みます。
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【特集2】季節の手入れポイント<花壇・ガーデニング> 冬花壇の草花の生育はいかがですか。霜が降りる頃になると、長く花を咲かせつづけてくれたコスモスやサルビア、マリーゴールドなどの秋花壇も見おさめの時期。草姿も乱れてきていますので、「ご苦労様」とお礼の言葉をかけて整理しましょう。手で抜ける株は手で、コスモスなど根の張っているものはシャベルで掘り上げます。枯れ枝や古根を取り除いた後は、土を掘り返し、堆肥や苦土石灰などをすき込んでから平らにならします。コガネムシの幼虫やヨトウムシがいたら、捕殺しましょう。 <花木・庭木> マツ類の“もみ上げ(古葉とり)”は今が適期です。早めに済ませて、正月をきれいな庭で迎えましょう。また、チャボヒバ、イトヒバ、スイリュウヒバなどのヒバ類も庭の格を高めてくれる樹木です。一緒に手入れをすれば、庭がより見事になります。 <花鉢物>
外が冬景色になってくると、室内鉢物の出番ですね。定番のシクラメンにプリムラ類、花期の長いシンビジウムやデンドロビウムなどの洋ラン類、クリスマスに欠かせないポインセチアやクリスマスカクタス(シャコバサボテン)、クリスマスベゴニアなどが出始めています。良質の株を入手することが、鉢物を長持ちさせる秘訣です。 <家庭菜園・ハーブ> 菜園やハーブガーデンもそろそろ冬支度ですね。
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【特集3】バラ大苗の植え付けバラの大苗(接ぎ木2年生苗)の植え付けの時期です。品種が揃っているうちに好みの種類を購入しましょう。 <良苗の条件>この時期のバラ苗には、ポット植えのものと、根巻き苗(根を麻布やビニール布で包んだもの)があります。すぐに植えるのでしたら、株の充実した根巻き苗(通信販売は大体、根巻き苗)でよく、そうでないなら、ポット植えの苗の方が安心です。ただ、細長いポット(スリムポット)に植えられたものは、このまま長期間育てることができませんので、秋の間に庭ないし大鉢に定植するようにしましょう。良苗は太く充実した幹が2〜3本以上でていて、幹に傷が無いものです。すぐに植えられない場合は、根巻き苗は布をはずしてから、風の当たらない日陰地に仮植えしておきます。 <庭植えの仕方>
<鉢植えの場合>鉢は8号(24cn鉢)から10号(30cm鉢)くらいの大鉢、用土は市販のバラ培養土でよいでしょう。植え付けの方法は、庭植えの場合と同じですが、元肥は入れません。根付いた頃(植え付け1ヵ月後)に、有機固形肥料をひとつかみほど与えます。
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【特集4】大菊秋苗の植え方キクの盛りの時期です。苗も出回り始めていますので、来年は大輪のキクを咲かせてみませんか。今の時期のキク苗は秋苗(秋挿し苗)といい、9月に挿し芽をして作られたものです。この苗を育てて、来年の5月に挿し芽(この挿し芽株に花を咲かせるのです)をする親株とするものです。
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【特集5】菊花展情報観覧時間や交通機関については、電話かホームページで確認しましょう。 入場料:無料 TEL:豊平公園緑のセンター 011-811-9370 URL:https://www.sapporo-park.or.jp/toyohira/ 入場料:無料 TEL:市民協働環境部文化スポーツ課 0940-36-1540 URL:https://goraifuku.jp/events/detail/98 入場料:有料 TEL:一般財団法人二本松菊栄会 0243-55-5122 URL:http://www.nihonmatsu-kanko.jp/?p=734 入場:有料 TEL:笠間稲荷神社社務所 0296-73-0001 URL:http://www.kasama.or.jp/ 入場:有料 TEL:管理事務所 03-3350-0151 URL:http://fng.or.jp/shinjuku/event/kiku/kikukadan.html 入場:無料 TEL:明治神宮社務所 03-3379-5511 URL:http://meijijingu.or.jp/ 入場:無料 TEL:東京都産業労働局観光部振興課 03-5320-4768 URL:http://www.gotokyo.org/jp/kanko/chiyoda/event/kikkataikai.html 入場:無料 TEL:新潟県弥彦観光協会 0256-94-3154 URL:http://www.e-yahiko.com/fes/kiku 入場:無料 TEL:たけふ菊人形事務局 0778-21-0175 URL:http://たけふ菊人形.com/ 入場:有料 TEL:はままつフラワーパーク 053-487-0511 URL:http://www.e-flowerpark.com/ 入場:有料 TEL:名古屋城総合事務所 052-231-1700 URL:http://www.nagoyajo.city.nagoya.jp/02_events/index.html 入場:無料 TEL:日本菊花会事務局 0725-92-1010 URL:http://www.kokkaen.co.jp/kikkaten/index.html 入場:有料 URL:http://www.hyogo-park.or.jp/flower-center/index.html 入場:無料 TEL:太宰府天満宮 092-922-8225 URL:http://www.dazaifutenmangu.or.jp/ 入場:無料 TEL:宗像大社 0940-62-1311 URL:http://www.munakata-taisha.or.jp/
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【特集6】通信販売のご案内日本園芸協会代理部では、庭での作業がはかどる園芸資材をご紹介しています。ぜひご利用ください。 http://www.catalog-shopping.co.jp/shop/eg1/index.html
注文先:日本園芸協会 代理部(日本カタログショッピング)
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【特集7】イベント情報
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日本園芸協会のホームページには役立つ園芸情報をたくさん掲載しています。 毎月の植物の手入れ方法をご紹介する「季節の園芸作業」はこちらから。 http://www.gardening.or.jp/colum/index.html 園芸ファン通信を、テキスト形式でご希望の方は お手数ですがこちらのメールアドレスよりお問い合わせください。 info@gardening.or.jp 【園芸ファン通信に関するご意見、ご要望】 info@gardening.or.jp 【登録解除、アドレスの変更】 http://www.gardening.or.jp/mail/index2.html ※このメールは、園芸ファン通信の配信を希望された方にお送りしています。 ※園芸ファン通信に掲載された記事を転載希望の方はご連絡ください。 ※バックナンバーは下記でご覧になれます。 http://www.gardening.or.jp/mail/ 発行:日本園芸協会 〒151-8671 東京都渋谷区元代々木町14-3 http://www.gardening.or.jp |