園芸ファン通信 VOL.220 【3月号】 |
ウメも満開になり、厳しかった寒さも少しだけ和らいできたように思います。これからガーデニング作業が忙しくなります。まだ寒の戻りなど寒い日もありますので、しっかりと防寒し、体調を整えてのぞみましょう。 |
★今号の記事一覧★
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【特集1】買い物情報●ユリオプス‘ゴールデンクラッカー’(Euryops virgineus‘Golden Cracker’)南アフリカ原産の、キク科の常緑低木です。エリカに似た草姿ですが、花が全く違い、小さいですがキク科らしい黄色い舌状花と筒状花をたくさんつけます。比較的耐寒性もあり、冬でも戸外で育てることができます。水はけがよく、日当たりの良いところで管理します。夏の多湿に注意し、風通しのよい所で管理します。花が終わった頃に、通気性をよくするためにも切り戻しを行います。 ●アラビス(Arabis ferdinandi-coburgi)ブルガリア原産のアブラナ科の多年草です。楕円の斑入り葉で、ロゼットをつくり、横に広がっていきます。花茎がひょろっと伸びて白い集合花を開きます。耐寒性がありますので戸外で使えます。日当りのよい場所を好みます。高温多湿を嫌うので、梅雨前には風通しのよい所へ移します。 ●ケール‘カーリースカーレット’(Brassica oleracea var. acephala)地中海沿岸が原産といわれるアブラナ科の植物です。ケールというと日本では青汁のもとであると知られていますが、こちらは紫色の観賞用です。縮葉で、ハボタンとよく似ていますが更に球状に丸まっていて、寄せ植えのよいアクセントになります。
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【特集2】季節の手入れポイント<花鉢物の管理>園芸店でも、外で育てられる鉢物が多くなってきましたね。ただ、もともと温室で栽培されたものですから、いきなり外に置くのは避けましょう。特に春先は風の強い日が多いので注意が必要です。晴れた暖かい日は風の当らない日なたに置き、夜間や風の強い日は、暖房の風が直接当らない室内で保護するのがベストです。これまで、室内で育ててきた鉢も、同様に少しずつ外の空気に慣らしてゆきましょう。
<花壇・ガーデニング>3月になると、まだ風は冷たくても日の光が強くなるのがわかりますね。パンジーやビオラ、キンギョソウなどの草花は蕾の上がる数も多くなります。花がら摘みをまめに行いましょう。大きくなりすぎた株では、茎の間引きや伸びすぎた枝の切り戻しをしましょう。肥料が切れると株の勢いが止まってしまいますので、急ぎのときは液肥を、余裕があるときは緩効性固形肥料(マグアンプKなど)を追肥しましょう。新しく咲く花が小さくなったり、次の蕾が上がるまで間があくようになったりするのは注意信号です。
<庭木・花木の手入れ>落葉樹の剪定を済ませていない方は3月初旬に済ませましょう。木々の萌芽が始まると、アブラムシなど害虫類が発生しだします。早めに見つけてスミチオン、オルトランなどの殺虫剤を散布します。
<家庭菜園・ハーブ> そろそろ家庭菜園も本格的に稼動を始めます。まずは野菜の種子まき。ホウレンソウ、カブ、コマツナは露地で、ネギ、パセリはトンネルでまきます。パセリは本葉1、2枚で移植します。
<種子や苗の購入先>種子や苗、道具や資材は、お近くの園芸店でお買い求めになることもできます。もし、お近くに園芸店がない、欲しいものが見つからない場合は、下記のような通信販売の会社を利用するのも良いでしょう。 ・サカタのタネ 総合園芸通販会社(種子・苗・資材・その他) ・タキイ種苗 総合園芸通販会社(種子・苗・資材・その他) ・改良園 花木・果樹・山野草・その他 ・日本花卉 花木・果樹・山野草・その他 ・日野春ハーブガーデン ハーブ関係(苗、種子ほか)
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【特集4】イベント情報
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