園芸ファン通信 VOL.224 【7月号】 |
6月は初夏の温かさと梅雨の寒さで体調を崩された方も多かったのではないでしょうか。あと少しで梅雨が明け、猛暑がやってきます。東京ではまもなく入谷の朝顔市、浅草のほおずき市が開催されます。夏の風物詩ですね。 |
★今号の記事一覧★
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【特集1】買い物情報●ゴンフォスティグマ(Gomphostigma virgatum)アフリカ南部に分布するフジウツギ科の常緑低木です。暑さ寒さに強く、一年中シルバーリーフを楽しめます。初夏から秋に開花し、花後の剪定で枝数を増やすことができます。 ●ペンステモン‘ジングルベル’(Penstemon barbatus)北アメリカなどに分布するゴマノハグサ科の多年草です。しゅっとした背の高い草姿に、3cmくらいのやや下向きの筒状に近いベルのような形の花を咲かせます。過湿に弱いので、夏の管理は特に注意して行います。排水の良い土に植え、風通しのよい所に置き、水は土が乾いたらたっぷり与え、湿り過ぎないようにします。花がおわったら花茎ごと切り戻します。 ●イオニマス(マサキ)(Euonymus japonicus) 日本に広く分布しているニシキギ科の常緑低木、マサキを、ガーデニング用に学名の「イオニマス」とカタカナ表記にして、まるで別物のように販売されています。変種や品種が多く、白い斑入り、黄色い斑入り、葉の形もさまざまなバリエーションがあります。
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【特集2】季節の手入れポイント
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【特集3】夏に強い多肉植物最近、多肉植物の仲間が人気です。一口で多肉植物といっても多くの種類があります。意外と知られていないのは、多肉植物には、夏の暑さに弱い種類が多いこと。メセンやコノフィツムなどのように夏は完全に休眠する種類もあり、そこまでいかなくても暑い時期は水を控えてすごさせる種類が多くあります。そのなかで、夏も元気よく育ってくれるのは夏成長型のエケベリアやセダム、カランコエなどベンケイソウ科の仲間(一部、夏に弱い=冬成長型もあります)。丈夫で乾燥に強く、よくふえてくれるものうれしいですね。寄せ植えやタペストリーに作る場合は、同じ性質(生育型、日照の好みなど)のものを用いるようにしましょう。 <多肉植物の夏の管理>●置き場所 よく日の当たる雨の当たらないところ。夏に休眠する種類は半日陰の涼しいところがよい。セダム類やカランコエ類の丈夫な種類は戸外の雨ざらしのところでもよい。
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【特集4】アサガオとホオズキの鉢物 アサガオやホオズキの鉢物が目立つ季節です。各地のほおずき市や朝顔市で入手される方もおいででしょう。このアサガオやホオズキは、本来は真夏の花で、今頃の鉢物は促成で仕立てたもので、鉢植えとして見栄えをよくするために、鉢の大きさよりも多く株が植えられています。そのため、すぐに鉢いっぱいに根が回ってしまい、アサガオでは花の数が少なくなったり、花が小さくなったりします。また、水切れしやすくなり、葉や蕾、果実が落ちたりすることが多くなります。できたら、鉢底から長く根が出てくる前に、1、2回り大きな鉢に植え替えてやりましょう。
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【特集5】秋咲き球根の植えつけ土の中から、いきなり蕾をもたげて鮮やかな花を咲かせてくれるリコリスやアマリリス・ベラドンナは、庭の表情を変えさせてくれる魔法の球根類です。今が、この秋咲き球根の植え付け時期です。 <リコリス類> <アマリリス・ベラドンナ>
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【特集6】書籍のご案内葉っぱのかたちから樹木が調べられる原寸大植物図鑑をご紹介します。
注文先:日本園芸協会 代理部(日本カタログショッピング)
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【特集7】イベント情報
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