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『フラワー&ガーデンショウ2014』に行ってきました

編集部 金井

 3月21〜23日に幕張メッセ国際展示場(千葉県千葉市)で、第24回 日本フラワー&ガーデンショウが開催されました。今年度は当協会の全国ガーデニングコンテスト審査員でもある玉崎弘志先生、NHK趣味の園芸などでおなじみの柳生真吾先生の総合プロデュースで、会場がさらに賑わいました。


▲会場全景

 今回のメインは玉崎先生が作成した、左右対称のエントランスフォーマルガーデン。神社やお寺の参道をイメージし(写真1)、テーマカラーの「黄色」にあわせてスイセン、キンセンカ、ディモルホセカなどが植栽されました(写真2)。また、全国の新品種を紹介する「F&Gショウ ジャパンセレクション」では、91品種が紹介され、来場者による人気投票も行われました。


▲エントランスフォーマルガーデンの全景

▲シンボルツリー
 

▲黄色を中心とした植栽
 

 「F&Gショウ ジャパンセレクション」鉢物部門・上位紹介
※2014 日本フラワー&ガーデンショウ事務局資料による。

1位(グランプリ) プリムラマラコイデス‘ウィンピーチ’(仙波勉&Vista Future Flowers Inc.)
 咲き始めはピンク色で、咲き進むと明るい緑黄色に変化し、強く春を感じさせる。花もちが極めてよく、日蔭の花壇や鉢花でも長期間楽しめる。

2位 アジサイ‘きらきら星’(栃木県)
八重咲きのがくあじさいで、花色の覆輪が最大の特徴。大型の装飾花で、がく片の縁に入る深い切れ込みが、「きらきら星」の名のとおり輝く星々を想わせる。

3位 サクラ‘仁科乙女’(JFC石井農場)
休眠不要で万年屋内栽培可能。理化学研究所において重イオンビームにより育種された。一才性であるため、幼木から花がつく。一般的なサクラは一季性の開花であるが、室温において四季咲き栽培が可能。

↓その他 記者が目を留めた、ペチュニア‘ノーヴォマゼンタグリーン’(有限会社ガルテン湘南)は人気投票9位。

「新商品&アイデァ商品紹介」

また、会場では、園芸・ガーデニンググッズの新商品、アイディア商品も多数展示されていました。その一部をご紹介します。


▲住友化学園芸(株)http://www.sc-engei.co.jp/ブースでは、「マイローズ」シリーズがローズガーデンの中で紹介されていた。

▲住友化学園芸(株)ブースで美しく咲いていた‘フランクリン・スカーレット’(京成バラ園芸)と‘シェーラ・ネージュ’(バラの家)。


▲より危なくない草刈り機のカッター「オニ斬り」(有限会社ラインアップhttp://onigiri.e-lineup.jp/sp/

▲ソフトシリカ(株)http://www.softsilica.com/のミリオンA。鉢植えなどの根腐れ防止に役立つ。


▲有機種子などを生産販売する(株)久留米原種育成会http://kurume-gensyu.co.jp/の新商品「Vege cafe(べジ・カフェ)」。土入り栽培用ドリップでハーブや野菜が育てられる。)

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