日本園芸協会編集部
2014年5月10〜16日まで、埼玉県所沢市の西武ドームで開催された「第16回国際バラとガーデニングショウ」。今年は、「La Vie en Rose 〜バラ色の人生〜」をテーマに、国内外のバラやガーデニングのスペシャリストたちが、「バラ色の人生」という表現にぴったりなライフスタイルを紹介しました(写真1)。 特別企画では、モナコ公国公妃・グレース・ケリーに捧げる庭が登場しました(写真2、3)。生涯花を愛し続けバラを愛した彼女に捧げられたバラ、モナコ公国にちなむバラが彩ります。なお、会場に咲いていた‘ジュビレ・デュ・プリンス・ドゥ・モナコ’(写真4)は、故グレース王妃の夫君、元モナコ公国元首レニエ3世の即位50周年記念に捧げられたバラだそうです。 また、朝の連続テレビ小説『花子とアン』を題材にした庭(写真5)や、『不思議の国のアリス』を題材にした庭(写真6)も登場します。華やかなバラとしっとりとした宿根草が織りなす風景をご覧ください。 会場では恒例の、コンテストガーデンや、バラの鉢植え・ハンギングバスケットのコンテストも楽しめます。今回の鉢植え部門の大賞作品「ペーパームーン」をご紹介します(写真7)。ぜひ会場でご覧いただければ幸いです。 また、最終日の5月16日(金)11時30分〜12時10分に、当協会指導員の石黒秀子先生が、会場のローズテラス(舞台)にて、「バラの香りに魅せられて」トークショウに出演しました。その他の出演者は、高木絢子(バラ研究家)、 蓬田勝之(蓬田バラの香り研究所) 。石黒先生はバラ栽培家として名高く、国営越後丘陵公園・国際香りのばらコンクール審査委員などを務められ、当協会の「ローズガーデン講座」テキストも執筆しています。
バラとガーデニングショウ公式ホームページ
日本園芸協会ローズガーデン講座 ●写真をクリックすると拡大します。 |
写真1 会場全景。5月10日(土)初日には、 バラの愛好者がつめかけた。 |
写真2 グレース・ケリーに捧げる庭。 |
写真3 会場に展示されていた、 グレース・ケリーの写真。 |
写真4 ‘ジュビレ・デュ・プリンス・ドゥ・モナコ’ |
写真5 朝の連続テレビ小説 『花子とアン』を題材にした庭。 |
写真6 『不思議の国のアリス』を題材にした、 ケイ山田の庭。 |
写真7 バラ鉢植え部門の大賞作品 「ペーパームーン」。 |