園芸ファン通信 VOL.230 【1月号】 |
新年明けましておめでとうございます。今年も花でいっぱいの一年にしましょう。 |
★今号の記事一覧★
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【特集1】買い物情報●クレマチス・アンスンエンシス(Clematis anshunensis)中国雲南地方原産の、キンポウゲ科の多年草です。下向きの釣鐘状の白い花を冬に開花させます。夏の暑さにも冬の寒さにも強い品種です。日当りと水はけのよい所を好み、冬は-5℃以下にならない場所で管理します。水は、土が乾いてからたっぷりと与えます。春に新しく伸びた枝に花芽をつけるので、6月までに切り戻しをします。秋に蕾が膨らみ始めた頃は水切れに注意し、日によく当て、追肥(有機質肥料)を施します。 ●スキミア‘ルベラ’ (Skimmia japonica‘Rubella’)日本や台湾に分布するミカン科の常緑低木です。和名「ミヤマシキミ」の方が聞きなれているかもしれませんが、外国でもいろいろな園芸品種が作られています。小さな花を楽しむのはもちろん、‘ルベラ’は、丸い紅色の蕾から楽しめる品種です。花色は白や紅があり、葉色は濃い緑から銅葉まであります。強健な性質なので育てやすく、半日陰や乾燥しない場所を好みます。 ●斑入りヤブコウジ(Ardisia japonica)日本、台湾、中国などで分布するヤブコウジ科の小低木です。ヤブコウジは江戸時代などで親しまれてきた古典植物であり、奇形などがもてはやされ、たくさんの園芸品種があります。日陰や寒さにも強く、栽培が容易です。このヤブコウジは斑入りで、洋風なガーデニングや寄せ植えにも映えます。写真はガーデニング用の利用を強調するため、人工の赤い実の飾りがつけられて売られていたものです。 ●クローバー‘天使のピアス ビューティー’(Trifolium sp.)マメ科の多年草です。この品種は冬の寒さに強く、-10℃でも越冬します。赤い葉色が特徴的で、カラーリーフとして寄せ植えや花壇で活用できます。日当りと水はけのよい所で管理します。水は土が乾いたらたっぷり与えます。
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【特集2】季節の手入れポイント
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【特集3】春の花といえばプリムラ春の代表的な鉢花がプリムラ。この「プリムラ」という名前は、サクラソウ科のサクラソウ属の学名ですが、園芸的には欧米で改良されたサクラソウ属の草花を呼ぶ名前になっています。 <プリムラ類の管理ポイント> <プリムラの種類と特徴>
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【特集4】クリスマスローズの購入と管理冬の寒さに負けず、屋外で咲いてくれるクリスマスローズ(キンポウゲ科ヘレボルス属)は貴重な花ですね。八重咲き品種やゴールド、ブラック系など、豊富な色・形の交配種が安価で入手できるようになりました。 各地のクリスマスローズ展では、展覧会の販売ブースや植物園の販売所があるところも多いです。ぜひ皆さん、クリスマスローズを楽しみましょう。 <花付き株を入手したら> <苗の場合> <各地のクリスマスローズ展>
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【特集5】らんの手入れ年が明けると各地でらん展が開かれます。ご家庭でも、シンビジウムやパフィオペディルムなど蕾が上がってきてくれるころです。あなたの愛蘭の咲き具合はいかがですか。 また、育てたことのない方もぜひ、各地の展覧会でらんの美しさに触れてみてください。 <花つきの株を入手した場合> <持ち込み株の管理> <各地のらん展> ※イベント情報もあわせてご覧ください。
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【特集6】珍しい多肉植物を育てよう 多肉植物の人気が近年高まっていて、ガーデンセンターには多肉植物系統の売り場があるところも多くなりました。多肉植物は、その性質さえ理解してしまえば、栽培管理に手間がかからないこと、年中、変わらない姿が楽しめること(花がきれいな種類もあります)、種類・品種が多く、コレクションの楽しみがあることなどの良さがあります。 <入手のポイント> <国内のナーサリーと趣味の会> <外国の種子屋さん> その他、日本園芸協会の通信講座「植物雑貨クリエイター養成講座」でも、多肉植物について学ぶことができます。詳しくは下記をご覧ください。
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【特集7】書籍のご案内葉っぱのかたちから樹木が調べられる原寸大植物図鑑をご紹介します。
注文先:日本園芸協会 代理部(日本カタログショッピング)
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