JGSボタニカルアート展のあゆみ
JGSボタニカルアート展は、日本園芸協会を含む創芸グループが主催する「創芸展」の植物画（ボタニカルアート）部門として1988年にスタートして以来、30回以上開催されてきた歴史ある展覧会です。
▲2019年開催の第31回JGSボタニカルアート展の様子。
第1回創芸展は1988年の12月6～8日に東京・渋谷の旧東急プラザ渋谷ビル（2012年に閉館し建て替え）の8階プラザホールにて開催され合計230点の作品が展示されました。また、審査委員長をつとめた日本ボタニカルアート界の巨匠、佐藤廣喜先生による相談コーナーなども設けられていました。その後、創芸展は2001年の第14回まで開催されます。
▲1988年開催の第1回創芸展の様子。
▲2001年開催の第14回創芸展の様子。
2002年の第15回からボタニカルアートのみの展覧会として一般からも作品を公募する「JGSボタニカルアートコンテスト」として生まれ変わり、東京・新宿の新宿センタービル51階の朝日生命ギャラリーにて10月17～20日に開催されました。応募総数270点から、入賞作品38点、入選作品146点が選ばれ、展示されました。
▲2002年開催の第15回JGSボタニカルアート
コンテストの様子。
2004年の第16回から「JGSボタニカルアート展」と改名して毎年秋に開催されています。
| 開催回 | 開催日程 | 開催会場 | 展示点数 |
|---|---|---|---|
| 第16回 | 2004年9月16～18日 | 東京・銀座 洋協アートホール |
入賞：22点 入選：117点 |
| 第17回 | 2005年11月21～23日 | 東京・銀座 洋協アートホール |
入賞：21点 入選：92点 |
| 第18回 | 2006年11月17～19日 | 東京・銀座 洋協アートホール |
入賞：18点 入選：119点 |
| 第19回 | 2007年11月23～25日 | 東京・銀座 洋協アートホール |
入賞：21点 入選：140点 |
| 第20回 | 2008年11月14～16日 | 東京・銀座 洋協アートホール |
入賞：19点 入選：159点 |
| 第21回 | 2009年10月23～25日 | 東京・上野 日展会館 |
入賞：21点 入選：197点 |
| 第22回 | 2010年10月15～17日 | 東京・上野 日展会館 |
入賞：27点 入選：205点 |
| 第23回 | 2011年10月21～23日 | 東京・上野 日展会館 |
入賞：30点 入選：205点 |
| 第24回 | 2012年10月19～21日 | 東京・上野 日展会館 |
入賞：26点 入選：208点 |
| 第25回 | 2013年10月18～20日 | 東京・上野 日展会館 |
入賞：26点 入選：206点 |
| 第26回 | 2014年10月17～19日 | 東京・上野 日展会館 |
入賞：25点 入選：207点 |
| 第27回 | 2015年10月16～18日 | 東京・上野 日展会館 |
入賞：25点 入選：212点 |
| 第28回 | 2016年10月14～16日 | 東京・上野 日展会館 |
入賞：26点 入選：204点 |
| 第29回 | 2017年10月20～22日 | 東京・上野 日展会館 |
入賞：25点 入選：200点 |
| 第30回 | 2018年10月5～7日 | 東京・上野 日展会館 |
入賞：26点 入選：204点 |
| 第31回 | 2019年9月26～28日 | 東京・上野 日展会館 |
入賞：26点 入選：164点 |
ボタニカルアートの公募展としては応募数、展示数とも国内最大級の規模で行われ、年々応募作のクオリティも増しております。
大賞受賞者の中には通信講座の指導者やお教室の先生などのほか、書籍や図鑑の挿絵、作品集の発行や作品の販売など、プロの植物画家として活躍する方も多くいらっしゃいます。
