日本園芸協会季節の園芸作業
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[春]

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◆春のガーデニング◆

暑さ寒さも彼岸まで」といいますが、これからサクラの散るころまでが春の種まきや球根、苗の植えつけのシーズンです。
今年は思いっきりガーデニングを楽しみましょう

◆買い物情報◆

鉢物は早めに買うのがコツ。暖かくなってから買うと、すぐに盛りがきてしまいます。いまのうちに買えば、その分だけ長く楽しめます。ただし、まだ遅霜が降りる日がありますので、防寒には注意しましょう。スイートピー、ユーリオプイシス、マーガレット、ダリア、カルセオラリア、ハーデンベルギア、羽衣ジャスミンなどが買い頃です。

ダリア
ダリア

マリーゴールド
マリーゴールド
◆種子まき◆
ガーデニングを経済的に楽しむには、やはりご自分で苗を作るのが一番。絵袋1袋から何十株も作れますので、思う存分使えます。マリーゴールド、トレニア、サルビア、ペチュニア、ジニア、ベゴニア・フローレンス、センニチコウ、ヒマワリ、ハーブ類(バジルなど高温性の種類は除く)などがまき時です。

◆球根・苗もの◆
グラジオラス、ダリア、カラー、レインリリー、アキメネスなどの球根類や苗類の植え付け適期。ダリア,グラジオラスなどは花形、花色、草丈などいろいろな種類がありますから好みや使い方によって選びましょう。


◆寄せ植えを作りましょう◆
春から夏に楽しめる寄せ植えを作りましょう。
●準備するもの
・プランター(プラスチック製:直径26cm、高さ35cm、奥行40cm)、赤玉土、有機性元肥配合土、ゼラニウム2株、マリーゴールド3株、ベゴニア・センパフローレンス3株、アイビー3株、ネット。
●まず全体のバランスを考える
ゼラニウムの赤、マリーゴールドの黄色、ベゴニア・センパフローレンスの白、そしてアイビーの緑、と色彩のバランスを考える。また、背の高いものを奥に押し込み、背の低いものを手前にレイアウトする。アイビーの下垂する向きを考えることも忘れずに

■上から見た植物の配置図
底穴にネットを敷き、赤玉土を入れてから、5分目くらいまで土を入れる。
ゼラニウムの根鉢をこの位くずしてから植え、株と株がつかないようにして、土を7分目くらいまで入れる。
マリーゴールドを植える。このとき後から植えるベゴニア・センパフローレンスの背丈に合わせるために、少し深く植える。
ベゴニア・センパフローレンスを植え、アイビーをまわりに植え込む。このときアイビーは鉢の外に垂れるようにするとよい。
隙間が出ないように周りの土を箸でつつき、落ち着かせる。

★作り方のポイント
  • 地面に直接置くと蒸れやすいので、湿気を防ぐために地面から少し浮かせるようにします。 レンガやスノコを敷き、その上にのせるとよい。
  • 水の乾きが遅いので、土の表面が湿っているうちは、根腐れの原因になるので水やりは控える。
  • 何度も水やりを行うと、表面の土が固くなり、水の浸透が悪くなるので、時々土をほぐして柔らかくする。
  • 表土に水苔やバークを敷くと、土が固くならず乾きにくくなり、水やり時の泥はねも防げる。

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