咲かせ方のポイント
◆よく日に当てる。 ◆冬と夏に剪定。 ◆肥料と薬剤散布は定期的に。
◆2年に1回植え替え。
特徴
バラの歴史は長く、多くの種類、系統がありますが、大きく分けると 四季咲き性のハイブリッド・ティー系、中輪で1茎に花がたくさんつくフロリバンダ系、小輪のミニチュア系に分類できます。それぞれの系統にいろいろな品種があるので、好みのものを カタログなどで求めるとよいでしょう。
上手に咲かせる栽培の基本
●日照、水やりを十分に
できるだけ日当たりのよい場所に置き、落葉している冬は鉢ごと土に植えれば、水やりはほとんど 不要です。春〜秋は鉢土の表面が白くなる直前に、鉢底から水が流れ出るくらいたっぷり与えます。
●剪定と肥料
剪定は12〜2月に深い切り込み剪定を行い、8月中旬に枯れ枝と花の咲いた枝を軽く整理します。 肥料は冬の剪定が終わった2月、新芽が伸び始める4月、花が終わった5月、夏の剪定が終わった8月、10月上旬の5回に分けて施します。油かすと骨粉を等量混合したものを10号鉢に4杯くらい与えます。
●定期的な薬剤散布を
冬の剪定後に石灰硫黄合剤の20倍液を2,3回散布するとともに、萌芽の頃から花が咲くまで、 ベンレートの1,000倍液(うどん粉病防除のため)とマラソンの1,000倍液(アブラムシ、バラクキバチなどの防除のため)を月2回ほど散布します。
●2年に1回植え替え
植え替えは2年に1回、冬の間に行います。用土は赤玉土5と腐敗土5でよいでしょう。 |