ホタルブクロは広く日本全土の山野、路傍に生えて親しまれています。この「ホタルブクロ」の名前は、筒状の花に蛍をいれたところから付いたものといわれますが、最近は蛍そのものが珍しくなっているのがちょっと残念です。写真のヤマホタルブクロは、ホタルブクロの山地型ですが、高山の山頂近くから、平地まで広く生えています。ホタルブクロも山の上の方まで生えていて、混在しているところも多いようです。母種のホタルブクロとは、ガクの裂片のあいだの部分が反り返らないことで区別されます(ホタルブクロはガクの裂片のあいだの部分が反り返える)。 |