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山草ウォッチング#001
クモイコザクラ（サクラソウ科 Primura reinii var. kitadakensis）
撮影 北村亮子 撮影日 平成11年5月 撮影地 山梨県
| クモイコザクラは、南アルプスや八ヶ岳などに稀に見られる小型のサクラソウ。写真のように可愛らしい花ですが、高山の岩場にひっそりと咲く花なので、実物を見られた方は意外と少ないと思いますので、紹介いたしました。クモイコザクラは箱根などに生えるコイワザクラの高山変種とされますが、独立種とする意見もあります。コイワザクラとは、花筒の部分が萼より長いことと、葉の裂け具合が深いことなどで区別され、この写真はこの特徴がよくわかる貴重品です。撮影者の北村亮子先生は、女性では珍しい1級建築士の先生。お仲間と一緒によく山に登られるそうです。
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