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東京ドームの洋ラン展(世界ラン展日本大賞2000)に行ってきました。 世界23か国・地域が参加した世界最大規模の洋ラン展として知られる東京ドームの洋ラン展も今年で10回目。洋ランを始め、東洋ランに野生ランの仲間と広い会場いっぱいに8万株のランが展示され、売店も160店とよりどりみどり。 さて、今年の日本大賞はマスデバリア・コクシネア'マーク・ダニエル'。出品者は埼玉県の上田公生さん。育てにくい種類を大株で見事に咲かせたもので、10回目で始めて一般の趣味家の受賞です。
・ダリア 夏に弱いので日本ではあまり人気が高まらないダリアですが、欧米では大人気といわれます。最近の注目はオーキッド咲きとか。日本でも新しい品種が販売されるようになりましたので、ブレークも間近!? そのほか春植え、春蒔きの球根、種子の入手はお早めに。
・シャクナゲ 植木市などで、地掘りのシャクナゲがみられますね。植木類は今が植付けの好季。根鉢が大きくて、細根がしっかりついたものを選びましょう カルミアや落葉性ツツジも洋風ガーデンに似合います。
株間はこのくらい空ける
冬の間、寒くてサボってしまった方は、まだ間に合うパンジー花壇を作りましょう。時期的に、植えつけてすぐに株が生長しますから、株間は広く10センチはあけて植えましょう。プランターなら標準のサイズで3株植えです。良苗は、茎のぐらぐらしない根張りの良い株。お店に長く置かれた株は、間延びしたりアブラムシがついているものもありますので注意しましょう。 パンジーは花色ごとにまとめて使うものです。あらかじめ大雑把なデザインを組んでから、品種ごとにまとめて買いましょう。また、落葉樹下などのナチュラル花壇や、宿根草花壇の飾りに使うときは、1箱売りの安くなった混合株もの(古くなった株が多いのですが)が割安です。
そろそろショップにもハーブの苗がいろいろ出回るようになりました。 この春植えて、短期間で収穫が楽しめる種類を紹介しましょう。 ただし、入手は、無農薬で作られたハーブ用であることを確認して。