◆買い物情報◆
ボタン・シャクヤク
共に花の華麗さで人気の種類ですが、ボタンは木で、シャクヤクは草。花はそう持ちませんので、蕾が開きかけたものを入手するのがよいでしょう。花が咲いている間は水を切らさないように、花が終わったら葉を1枚付けたくらいで花首から切ります。ボタンもシャクヤクも根が大きくなりますので、秋早い時期に庭に下ろすか、一回り大きな鉢に植え替えます。
シャクナゲ
ヨーロッパでは庭の王様として尊ばれていますが、そのわりには日本ではあまり人気が出ていないのが残念です。枝の先が全て蕾になっている株は、来年は花があまり咲きませんので、多少、葉芽のある株を選びましょう。花が終わったら花首から折り取ります(粘つくので手袋をするとよいですね)。庭に下ろす場合は、夏にやや日陰になる風通りのよいところを選びます。
クレマチス
お茶花として親しまれているテッセンの仲間で彩りが豊富、最近は原種系のベル型の花も人気があります。行灯仕立ての鉢物は蕾の多くついた鉢を選べば、1か月近く楽しめます。苗を入手した場合は、4号鉢くらいの鉢で1年育て、来年の春に一回り大きな鉢に植え替えて仕立てるか、庭に定植するようにします。用土は赤玉土中心に水はけよく、やや深植えにするのがコツです。
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