◆春に咲いた花木や鉢物の手入れ◆
花が咲き終わった花木類(ツバキ、シャクナゲ、ツツジ、ボタン、フジなど)や冬〜春咲きの鉢物類(シンビジウム、クンシラン、アマリリスなど)は花がらを摘み、お礼肥えを施しておきましょう。
肥料は3要素(チッソ、リン酸、カリ)が当量はいったものか、リン酸が多めのものが無難です。
チッソだけの肥料(油粕など)の施用は勧められません。なお、生垣に仕立てたツツジ類は花後すぐに切り戻しし(サツキも同じ)、シンビジウムでは新芽の整理(1バルブ当り1、2本に)も忘れずに。
◆ブックレビュー◆
◎チューリップブック
「本当にわかるシリーズ」として草土出版から刊行された第一弾。チューリップ(+主要球根)の代表品種235種をカラー写真で紹介。名所の紹介、歴史や名前の由来から上手な育て方、チューリップを使ったフラワーアレンジメント、植物画の描き方、写真の撮り方まで網羅した、それこそチューリップの全てがわかる総合本です。
草土出版刊 価格2600円(税別) A4ワイド版 約190ページ
◎桜ブック
上シリーズの第2弾。サクラの代表品種312種がカラー写真で紹介されているほか、周辺観光ガイド付きの名所100選の紹介、名木巨木の完全ガイド、ソメイヨシノの誕生の謎や名前の由来、植物画の描き方、病害虫対策や上手な育て方まで網羅した、それこそチューリップの全てがわかる総合本です。
草土出版刊 価格2600円(税別) A4ワイド版 約190ページ
◎花育てのサイエンス
ガーデニングに科学的にアプローチしたい方にお勧めの1冊。日長や温度と開花の関係、科学的なデータにもとづいた上手な水と肥料の与え方など、生産サイドからの解説ですが、一般愛好家にも役立つ内容です。さらにメリクロンや約培養などバイオテクノロジーの解説や、外国の園芸療法のシステム紹介など、園芸・ガーデニングの最新情報がわかりやすく説明されています。三浦泰昌著 大空社刊 価格2000円(税別) A5版約170ページ
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