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キンセンカはいまが蒔き時 |
◆秋の種子蒔き◆
ガーデニングは種子蒔きから始めるのが基本。ご自分で種子を蒔いて育てれば、愛しさもひとしおで、費用も安く済みますのでお金を気にせずに飾ることができます。
秋の種子蒔きは残暑もおさまってきた彼岸頃が時期なのですが、今年はまだまだ暑い日が残っていますね。昼間の最高気温が22、3℃くらいの日が続く頃を目安にしましょう。ヤグルマソウやキンセンカなどは10月上中旬くらいまでには蒔き終わるようにしましょう(スイートピーとヒナゲシはやや遅く10月一杯くらいが適期)。移植を嫌うラークスパーやベニバナなど以外は、平鉢に蒔き、本葉2、3枚程度で最初の移植をして、育ってきたらさらにもう一度移植をして育苗し、春に備えます。
◆草花類の挿し芽をしましょう◆
秋の彼岸から10月中旬頃は、草花類も挿し芽の適期。夏の間に伸びて草姿の乱れてしまったトラディスカンチア、ストレプトカーパス、木立ベゴニアなどは、挿し芽をして苗を作り、仕立て直しをしましょう。この時期に挿せば、寒さの来る前によい苗に育ってくれます。
穂木は下葉を落して7〜15センチに切り、3時間くらいコップで水揚げします。平鉢に清潔な用土(鹿沼土、川砂、市販の挿し木用土など)を8分めくらい入れ、軽くならします。太目の箸で穴をあけ、その穴に穂木を2、3センチさしいれて、基部の土を軽く押さえるようにすればよいでしょう。挿し終わったら、目の細かいジョウロで底穴から少し水が流れ出す程度水やりし、直射日光の当らない明るい日陰地か、半日陰の所で管理します。だいたい2〜3週間くらいで発根してくれるはずですが、発根まで、土が乾かないように、土の表面が白く乾きかかってきたら水やりします。
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