
最近人気の黒葉系ダリア
は1球500円くらい

小型で使いやすい
ミリオンベル

日本のヤクシマシャクナゲ
の血の入った
「ハイドウ・ダウン」

ハイドゥーン
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◆買い物情報◆
春植え球根
そろそろダリアやグラジオラスなどの春植え球根の入手の時期。植えつけは4、5月ですが、早めに購入した方が種類も豊富で好みのものが選べます。ダリアでは、葉が黒味がかったカラーリーフダリアがガーデニングにも使えて人気を呼んでいるようです。球根は首(くびれている部分)とその先がしっかりしているものを選びましょう。グラジオラスは皺が少なく、充実して、持って重たく感じられるものが良球です。
花壇苗ペチュニア苗
最近は夏花壇用の苗も早めに売られるようになって来ました。ただ、花壇に植えられるのは、寒さに強いペチュニアの仲間ですね。それでも3月の下旬まで待ってからが安全です。寄せ植えや花壇を作る場合は同じ系統で揃えるようにしましょう。そうすれば、質感が揃いますのできれいに見えます。変化をつけたい場合は、同形小型のミリオンベルやリリカシャワーなどと組み合わせると、無理なくアクセントが付きます。入手は、下葉の痛んでいない根元がぐらつかない株を選びます。
シャクナゲ
植木市やガーデンセンターで地掘り株(畑で育成した株)や鉢植えの蕾付きの株がみられます。品種名付きで根鉢が大きくて、細根がしっかりついたものを選びましょう。なお、鉢植えのものは、木に比べて鉢が小さくなっているものが多いので、花が咲き終わったら一回り大きな鉢にそっくり植えなおすか、庭に下ろすとよいでしょう。
◆庭木・花木の手入れ◆
落葉樹の剪定
まだ剪定していない落葉樹は早めに剪定します。春咲きの種類は、枝先に花芽のあるものが多いので、込んだところの枝抜きを主にします。
ウメ・ロウバイ・サンシュユの花後の手入れ
ウメは花の咲いた枝を2、3芽残して切り、長い枝は切り詰めます。ロウバイは太い勢いのある枝を大切にします。枝先を軽く切り詰め、込みすぎたところの枝や細枝をを間引くようにします。サンシュユも同様で、強い芽が出るように間引きと切り詰めをします。
植木市で購入するとき
3月は落葉樹、常緑広葉樹の植え付けの時期です。針葉樹の植え付けも始められます。植木市などで購入するときは、なるべく早くに行って、よい木を選ぶこと。よい木の条件は枝が四方にはっていて、幹などに傷がないこと。根鉢がしっかりしていて、細根が多いことです。根の状態がわからない場合は、幹や葉の勢いのよいものを選べば、失敗が少なくなります。
◆球根ベゴニアの植え付け◆
数ある鉢物の中で最も華麗な花を咲かせると人気の高いのが球根ベゴニアですね。ただ、花が咲いている鉢物は値段が高価です。今年は、球根から育ててみませんか。早めに入手して、室内で催芽してから鉢に植えます。
球根の入手
通販でもありますが、入手まで時間がかかるので大きな園芸店やガーデンセンターを探します。値段は500円から700円くらい。
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花のボリュームに圧倒される球根ベゴニア |
球根ベゴニアの球根。芽のでるところが凹んでいることもある |
根の出た痕があるほうが下 |
図をクリックすると拡大します。 |
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<催芽の方法>
- 球根を半日くらい水に漬ける。
- 平鉢か、イチゴパックに腐葉土7+川砂3くらいの混用土(バーミキュライトの単用でも可)を7分目ほどいれ、たっぷりと水やりする。
- 球根は上下を確かめ(根の付いた痕があるほうが下)、頭がちょっと出るくらい埋める。乾燥防止のため、球根の上に湿らせたミズゴケを薄く敷くか鉢の上には新聞紙をかぶせる。
- 置き場は15℃以上ある温かい部屋で、夕方は電気をつけて12時間以上の日長を確保する。
<本鉢上げ>
- 7-10日ほどで芽が動き出す。葉が3枚くらいになったら、根を切らないように掘り上げる。
- 本鉢は5、6号の駄温鉢。用土は赤玉土4、腐葉土3、バーミキュライト2、川砂1くらいの混用土。
- 植え方は球根の上部が見えるくらいの浅植えとし、根に触らない深さにマグアンプKなどの粒状肥料を小さじ半分くらい元肥として入れる。
- 水やりは鉢の土の表面が乾いてきたらたっぷりと与える。
- 春と秋に10日に一回くらい液肥を与える。
- 置き場所は午前中よく日が当たるところで、遅霜の恐れがなくなったら、外に出す。夏は半日陰の涼しい場所で越させる。
◆パンジー花壇を作りましょう◆

フリルの入った
シャロン系のパンジー |
冬の間、寒くてサボってしまった方は、まだ間に合うパンジー花壇を作りましょう。時期的に、植えつけてすぐに株が生長しますから、株間は広めにあけて植えましょう。標準サイズのプランターならパンジーで3株、小輪のビオラなら4、5株くらいです。良苗は、茎のぐらぐらしない根張りの良い株。お店に長く置かれた株は、間延びしたりアブラムシがついているものもありますので注意しましょう。パンジーは花色ごとにまとめて使うものです。あらかじめ大雑把なデザインを組んでから、品種ごとにまとめて買いましょう。また、落葉樹下などのナチュラル花壇や、宿根草花壇の飾りに使うときは、1箱売りの安くなった混合株もの(古くなった株が多いのですが)が割安です。
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