ツバキ・サザンカのせん定
3月から4月にかけて、ツバキの花は終わります。今年咲いた枝は芽が伸びても元気が無く、来年よい花を付けることが少ないですから、元のほうに2芽くらいを残して枝先を切りつめます。春に花の咲かなかった枝の先からは元気のよい枝が伸びて花を付けますので、枝先をつめては行けません。ただ開花枝が多すぎる時には、来年たくさん咲きすぎて再来年は咲かなくなりますので、こういう時は元気のよい枝を2,3芽まで切りつめて開花数を調節するようにします。
花のすんだ枝のせん定
ハナウメは、今年の花が咲き終わったらせん定します。花芽だけで葉芽のついていないものは、基部を少し残して切ると新しい芽を吹きます。葉芽のついている枝は2,3芽残して切り戻します。ウメの枝は少しお行儀の悪いほうが風情のあるものですから、枯れ枝や弱枝は取りますが、からみ枝などは残したほうがよいのです。
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